ポール・ハギス

Yuugata_shidai2006-05-21

先日「ミリオン・ダラー・ベイビー」を見ました。
前半の躍動感と後半の展開との対比に打ちのめされ、泣けました。
シナリオが良くて、それを生かした演出と演技があって、特にヒラリー・スワンクが素晴らしかった。
脚本を書いたポール・ハギスは、CRにも手を加えてるんだよなーということを、CRのトレーラー見てて思い出しました。
最初に英語版を見た時、全然聞き取れなくて、アクション映画のトレーラーなんて大したこと言ってないもんだと思ってたんで焦りましたが、書きおこしと日本語版の字幕を見て、ちょっと納得。

  • M: This maybe too much for a blunt instrument to understand.(未熟なあなたには無理ね)
  • M: Any thug can kill.(殺しの任務は)
  • I want you to take your ego out of the equation.(あなたには、まだ殺しの美学がないわ)
  • Bond: So you want me to be half monk, half hit man?(殺しに哲学をもてと?)
  • M: I knew it was too early to promote you.(00に昇格するには早すぎるわ)
  • Bond: What I understand Double-Os have a very short life expectancy.(どうせ俺には"殺しの番号"は似合わないさ)

言い回しとか、私には難しいです(w
特に"half monk, half hit man"なんてフレーズが出てくるなんて想像を超えてます。
monkって、女っけのない修道士(みたいな人)ってことなので、ボンドのイメージとはかけ離れてるし(w
しかしこれ、「殺しに哲学を持て」って訳すかな。
でも、トレーラーだからわかりやすくないといけないんでしょうし、「禁欲的な暗殺者になれというのか?」なんてのも変か。
本篇も全体的にこんな感じだったとしたら、噛み応えのあるお話になっていそうです。


日本語版トレーラー
http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/