ポール・ハギス
先日「ミリオン・ダラー・ベイビー」を見ました。
前半の躍動感と後半の展開との対比に打ちのめされ、泣けました。
シナリオが良くて、それを生かした演出と演技があって、特にヒラリー・スワンクが素晴らしかった。
脚本を書いたポール・ハギスは、CRにも手を加えてるんだよなーということを、CRのトレーラー見てて思い出しました。
最初に英語版を見た時、全然聞き取れなくて、アクション映画のトレーラーなんて大したこと言ってないもんだと思ってたんで焦りましたが、書きおこしと日本語版の字幕を見て、ちょっと納得。
- M: This maybe too much for a blunt instrument to understand.（未熟なあなたには無理ね）
- M: Any thug can kill.（殺しの任務は）
- I want you to take your ego out of the equation.（あなたには、まだ殺しの美学がないわ）
- Bond: So you want me to be half monk, half hit man?（殺しに哲学をもてと？）
- M: I knew it was too early to promote you.（00に昇格するには早すぎるわ）
- Bond: What I understand Double-Os have a very short life expectancy.（どうせ俺には"殺しの番号"は似合わないさ）
言い回しとか、私には難しいです（ｗ
特に"half monk, half hit man"なんてフレーズが出てくるなんて想像を超えてます。
monkって、女っけのない修道士（みたいな人）ってことなので、ボンドのイメージとはかけ離れてるし（ｗ
しかしこれ、「殺しに哲学を持て」って訳すかな。
でも、トレーラーだからわかりやすくないといけないんでしょうし、「禁欲的な暗殺者になれというのか？」なんてのも変か。
本篇も全体的にこんな感じだったとしたら、噛み応えのあるお話になっていそうです。
「マシニスト」
「マシニスト」を見ました。
途中で展開が予想できるものの、暗い雰囲気が内容にマッチしてて良かったです。
ジェニファー・ジェイソン・リーはこういう映画が似合いますね。
「イン・ザ・カット」も暗い映画だったし。
クリスチャンは痩せてます。っていうか、痩せ過ぎでしょー（涙
正直、あそこまで痩せる必要はあったのでしょうか。
監督のコメンタリーによると、最初は15キロ減くらいを目指してたらしいけど、本人が結局30キロ減までしたらしい。
撮影中はたまにリンゴ1個を食べるくらいで、タバコをすって食欲をおさえてたとか。
devoted actorという呼ばれ方は誉め言葉ではあるんでしょうけど、そこまでやるか？という役者に対しても与えられる気がしてしまいました。
クリスチャン･ベールその2「太陽の帝国」
つーわけで？続きます。
戦争映画は暗い気分になるんで、好きじゃないのですが（特に日本兵が出てくるとつらいっす）これも未見でしたが、主演俳優目当てで見てみました。
わー、クリスチャン、美少年。時々、今と変わらん顔してる（ｗ
おまけに、すごく賢そう。
今の彼が演じたら（そんなことはありえませんが）、収容所ではもっとげっそり痩せそうですけど、さすがに子供にそんなことはさせられませんな。
日本での公開がいつになるかわからないけど、同じく収容所生活を経験させられるらしい"Rescue Dawn"を見たら、デジャブ感じる場面が多そうな映画でした。
クリスチャン･ベール
ダニエルそっちのけで？クリスチャン･ベールの作品を見始めてます。
かっこよすぎて･･･はまりそうでヤバイ。
ボンドにピッタリという人がいるのは、わかりますねー。
今はBatmanやっちゃってるからダメだけど、その契約が切れたら、お招きできるかも？（ｗ
5年後くらいをめざして、青田買いを＞プロデューサー様
Batmanをやれる人は他にもたくさんいるだろうけど、ボンドをやれる人はなかなかいなさそうですし。
（アメリカ人じゃだめとかさ）
ところで、この人、作品選びがシブイのはいいですが、ガリガリにやせる役とか、殺人鬼の話とか、イマイチそそらないものが多い（苦笑）
男優の一番いい年代って、30から40の間だと思うので、若くて綺麗な今しかやれない役もやっておいて欲しいなあ。
「バットマン・ビギンズ」
「ニュー･ワールド」のクリスチャン･ベールが良かったので、見てみました。
予備知識がほとんどない状態だったため、脇をかためるキャスト陣の豪華さに驚く。
リーアム・ニーソンに、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマンに、モーガン･フリーマン、ルトガー・ハウアーって･･･ギャラだけですごいお金使ってそう。
でも、当然ながらみんなうまいんで、使ったかいはあるというものでしょう。
バットマン誕生までの話はなるほどという感じだし、クリスチャン･ベールは文句なしにカッコイイし、映画館で見ておけば良かったなと激しく後悔。
で、CRもティーザー･トレーラーが出たわけですが。
こっちもBond Beginsというわけなので、つい↑と比較してしまって、今更ながら不安になりました（ｗ
こんなに地味でいいのでしょうかー。
Official Teaser Trailer
http://www.sonypictures.com/movies/casinoroyale/
「レイヤー･ケーキ」公開決定
6月に公開されることが決まったようです。
http://www.sonypictures.jp/movies/layercake/index.html
スタイリッシュ・クライム？ そうかもね。
派手さはないけど、役者がみんなイイ味出してるので、「ユージュアル・サスペクツ」や「LAコンフィデンシャル」のような作品を楽しめた人なら、きっと面白く見られると思います。
